WinnyUtil 2.2 リファレンス


注意事項

転載禁止

βですのでまだ動作が安定していません。
本ソフトを使用し、何らかの損害が生じても作者は一切責任を負い兼ねます。


Winnyのメインタブ(ノード情報/BBSノード情報/フォルダ情報…)は、
上ビューに関してはすべて表示するように設定してください。

TrayExpandも併せて使用する場合は、TrayExpand Version1.11b2以降のご使用をお願いします。


バグ報告に関して
バグ報告はWinnyUtilを開発する上で貴重な情報で、大変感謝しております。
しかし、「〜が動かない」「〜がおかしい」だけでは多くの場合対処できません。
最低でも使用しているOS、Winnyのバージョン、WinnyUtilのバージョン、その時の詳しい状況(エラーメッセージ等)
出来れば関連したWinnyUtilの設定も一緒に報告していただけると幸いです。



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http://ldesign.hp.infoseek.co.jp


目次

  1. 情報
  2. WWTA
  3. ツール1
  4. 監視
  5. ツール2
  6. キャッシュ管理
  7. キャッシュデータベース
  8. 遠隔操作
  9. その他設定
  10. キャッシュビューア

1.情報

情報タブにはWinnyのステータスやWinnyUtilのステータスが表示されます


1行目には
  WinnyUtilがWinnyを見つけられないときは、「Winny検索中」と表示されます。
  Winnyを検出したときは「Winny検出」と表示されます。

2行目には
  Winnyが保持しているキャッシュの総容量をメガバイト単位で表示されます
  ただし、自動検出で正しくキャッシュフォルダの位置を正しく検出できてるか、その他設定でキャッシュフォルダの位置が設定されていて
  なおかつキャッシュ管理が有効である必要があります。
  キャッシュ管理の動作のタイミングで更新されます。

3行目には
  Winnyのキャッシュフォルダのドライブの空き容量が表示されます
  ただし、自動検出で正しくキャッシュフォルダの位置を正しく検出できてるか、その他設定でキャッシュフォルダの位置が設定されている必要があります。
  この情報はリアルタイムで更新されます

4〜9行目には
  WinnyUtilの各機能の状態が表示されます

10行目には
  WinnyUtilが自動検出したWinnyのファイルパスが表示されます

一番下のエディットボックスにはWinnyUtilのログが表示されます。
その他の設定で、ファイルにも出力することが出来ます。


2.WWTA

Winny Window Tree Analyzer の略で、複雑でその時々で変化するWinnyのウィンドウ構造を解析し
WinnyUtilに提供する役割があります。

ツリービューには次の情報が表示されてます

クラス名/キャプション/ハンドル/認識ID の順です。
捕捉したウィンドウには★マークが先頭につきます。


「★捕捉 ?? / ?? 」
  WWTAが捕捉したウィンドウの数を表示します。
  分子と分母が同じであれば正しく検出できてることになります。

  分子(左)・・・捕捉したウィンドウの数
  分母(右)・・・捕捉目標数


「再スキャン」
  ウィンドウ構造を再度解析し直すことが出来ます。
  WinnyUtilがWinnyに対しての処理がうまくいってないとき、押してみてください。
  解析には少し時間が掛かります。
  スキャン中は押せません。


3.ツール1

メインダイアログにある「ツール」タブです。

「検索ボタン連射機能」
  Winnyの検索ボタンを連射します。

  「開始▲」
    Winnyの「▲検索」を連射します。

  「開始▼」
    Winnyの「▼検索」を連射します。

  「間隔」
    連射間隔を1〜300秒の間で秒単位で入力します。
    リアルタイムで間隔を設定できます

  「自動一時停止」
    検索、トリップの入力欄のコンボボックスにキーボードフォーカスがある場合、連打機能を一時停止します。

  「巡回検索モード」
    「有効」
      Winnyの検索タブを順に切り替えながら検索ボタンを連射します

    「切り替えタイミング」
      何回検索ボタンを押したら、検索タブを切り替えるか設定できます。

「設定」
  設定ダイアログを開きます。
  監視ツール2遠隔管理キャッシュキャッシュデータベースその他設定 の設定は設定ダイアログで行います。

「キャッシュビューア」
  キャッシュビューアを開きます。
  


4.監視

Winnyの保守を行います。
特に問題が無い場合はデフォルトの設定のままでの使用を推奨します。

WinnyUtilが想定しているWinnyの保守サイクルは以下の通りです

Winnyの動作 Windowsの動作 WinnyUtilの動作
異常が発生    
エラーメッセージを出す     
    エラーメッセージダイアログを閉じる(終了プロセスが行えるようになる)
終了動作を行う    
  強制終了ダイアログを出す  
    強制終了ダイアログを閉じる(ミューテックスが除去されWinnyが起動できるようになる)
プロセスが終了する    
    Winnyを再起動する
起動     

「監視機能有効」
  監視機能の有効/無効を切り替えます。
  有効にした場合、以下の設定が有効になります。
  ※デフォルトでは有効になってます。

「エラーメッセージボックスを閉じる」
  Winnyのエラーメッセージを検出し、閉じます。
  ※デフォルトでは有効になってます。

「OSの強制終了ダイアログを閉じる」
  Windowsの強制終了ダイアログを検出し、閉じます。
  ※デフォルトでは有効になってます。

「プロセスの応答をチェックする」
  Winnyがハングアップしてないか調べます。
  ハングアップしてた場合、Winnyを終了させます。
  ※デフォルトでは有効になってます。

「タイトルバーの応答無しの文字を調べます」
  Winnyのハングアップが検出されたとき、タイトルバーに「応答無し」の文字が含まれて無い場合は
  Winnyを終了させません。ロースペックなマシンで、誤ってWinnyを終了させられたくないときはチェックを入れてください。
  ※デフォルトでは無効になってます。

「警告文をチェックする」
  Winnyの下部に出てくる警告文を調べます。
  全ての警告文を取り込み、ログに記録します。

  ただし、今のところ反応する(何らかの動作をする)キーワードは
  「キャッシュオープンエラーが多すぎるため通信を停止しました。キャッシュフォルダが破損してないか確認してください。」 
  だけです。 (M氏資料thx!)
  これに対し、Winnyの終了を行います。
  Winnyの再起動を有効にするには「Winnyを再起動する」を有効にしてください。
  ※デフォルトでは有効になってます。

「最小化状態を維持する」
  PCが高負荷状態になるとタスクトレイから出てきてしまうというバグに対応するものです。
  タスクトレイから出てきた場合、再度最小化するようにWinnyに指示をします。
  ※デフォルトでは無効になってます。

「Winnyを再起動する」
  Winnyが終了してた場合、Winnyを再起動させます。
  WinnyUtilが起動したとき、Winnyを起動させる場合は、その他設定でWinnyの位置が設定されている必要があります。
  (Winnyの位置の自動検出はWinnyが起動している必要がある為。)

  ※デフォルトでは有効になってます。

「監視間隔」
  監視間隔を1〜300秒の間で、秒単位で入力します。
  ※デフォルトでは10秒になってます。


5.ツール2

設定ダイアログの「ツール」タブで設定します

「ノードリスト更新機能」
  WinnyUtilがWinnyを起動させるタイミングでノードリストを更新します。
  その他設定でWinnyの位置が設定されている必要があります。
  
  「有効」
    ノードリスト更新機能を有効にします

  「IEの設定を使用」
    プロキシサーバーの設定の必要がある環境ではチェックを入れてください。
  
  「上書き」
    ノードリストを上書きします。
    クラスタ化を崩したくない場合は、チェックを外してください。
  
  「URL」
    ノードリストのURLを入力します。
    通常はデフォルトのままで使用します。

  「今すぐ更新」
    ノードリストを今すぐ更新します。更新中は押せません。


「バージョンチェック機能」
  WinnyのバージョンをWinnyの公式ページにアクセスし、更新されてないか調べます。
  ※凍結中です。(多分復帰する事は無いでしょう・・・・・)

  「有効」
    バージョンチェック更新機能を有効にします

  「IEの設定を使用」
    プロキシサーバーの設定の必要がある環境ではチェックを入れて、IEのインターネットオプションを設定してください。

  「現在のバージョン」
    最後に検出されたバージョンが表示されます。

  「動作」
    新しいバージョンが検出されたときの動作を設定します。

    「通知する」
      ポップアップを出します。
    
    「ダウンロードして通知」
      WinnyUtilと同じフォルダにWinnyの本体をダウンロードします。

    「全自動更新」
      Winnyの本体をダウンロードし、解凍した後、Winnyを終了させ、新しいバージョンを上書きします。
      再起動は行いません。
      再起動させるには「監視」機能が有効で、「Winnyを再起動する」にチェックが入ってる必要があります。
  
  「今すぐチェック」
    直ちにチェックを行います。チェック中は押せません。


「初期ノードCGI登録機能」
  初期ノードCGIに自分のアドレスとポートを登録する機能です。
  ※凍結中です。
  
  ※Winnyが起動中でないと登録できないという制限があります。
  
  「登録」
    初期ノードCGI登録機能を実行します。


6.遠隔管理

設定ダイアログの「遠隔管理サーバー」タブで設定します。

遠隔管理概要
  遠隔管理サーバーとはHTTPサーバーによりWinnyを遠隔地で操作する機能を提供するものです。
  インターネットのブラウザや、携帯電話などからアクセスできます。

  ローカルからアクセスするには
    http://localhost:Listenポート/ とブラウザに入力しアクセスできます。

  外部からアクセスするには
    http://グローバルIPアドレス:Listenポート/ でアクセスします。

  DynamicDNSを利用すると便利です
    http://DynamicDNS名:Listenポート/ でアクセスします。

  例:
    http://xxxxx.dyndns.org:7748/

  ただし、ルータを使用していて外部からアクセスする場合、Winnyと同様の方法で、遠隔管理サーバーのListenポート番号をルータに
  割り当てる必要があります。詳しくはWinnyのポート割り当て方法、ルーターのマニュアルを参照してください。


設定項目
「サーバー起動/サーバー終了」
  サーバーを起動・終了します。

「Listenポート」
  遠隔監視サーバーが使用するポートを設定します
  Winnyや他のアプリケーションと被らない様に設定してください
  1〜65534の間で入力します。

  WinnyUtilに搭載しているHTTPサーバーは全てのメモリを動的確保し、ある程度の攻撃には対策を講じていますが
  念のためウェルノンポート(20、21、25、80、110など)は割り当てない事を推奨します。

「一般設定」
  「自動起動」
    WinnyUtil起動時に遠隔管理サーバーを起動します。

  「リクエストヘッダをファイルに出力」
    HTTPリクエストヘッダをWinnyと同じフォルダに HttpLog.txt というファイル名で出力します。

「簡易セキュリティ」
  「認証なし」
    ユーザー認証を行いません

  「Basic認証」
    ルーターや一般のサイトで使用されているユーザー認証方法です。
    通常はこちらを使用してください。
    i-MODE、EzWebユーザーも使用できます。

  「Form認証」
    Formによる認証です。
    Basic認証が行えない環境ではこちらを使用してください。
    VodaPhoneユーザーなど。
    
    IPアドレス単位で認識します。


7.キャッシュ管理

設定ダイアログの「キャッシュ」タブで設定します。
Winnyのキャッシュの概念を理解しているものとして説明します。

キャッシュ管理ツールの設定は気をつけてください。
設定を誤るとキャッシュが全部消えたりします。

キャッシュ管理概要
  ■キャッシュ管理方式がキャッシュ容量の時
    キャッシュの容量 > 制限容量 ならば
    実際削除する容量 = キャッシュの容量 − 制限容量 + 削除容量

  ■管理方式がディスク残量の時
    制限容量 > ディスクの残量 ならば
    実際削除する容量 = 制限容量 − ディスクの残量 + 削除容量

  キャッシュファイルを1つずつ削除していき、削除したファイルサイズの合計値が
  「実際削除する容量」を超えたら停止します。


設定項目

「キャッシュ管理を使用する」
  キャッシュ管理を使用するように設定します。

「基本設定」

  「キャッシュ管理方式」
    キャッシュ管理方式を選びます。

    「キャッシュ容量」
       キャッシュの合計容量が、設定値を超えないように容量を制限します。

    「HDD残量]
       キャッシュドライブの空き容量が制限値を切らないように制限します。

  「監視間隔」
    監視間隔を分単位で入力します。

    1〜1440分の間で設定できます。
    削除条件の削除判断条件が詳細の場合は15分以上です。

  「制限容量」
    キャッシュ管理方式がキャッシュ容量の時
      この値をキャッシュ容量が超えたとき、削除を行います

    キャッシュ管理方式がディスク残量の時
      この値をキャッシュドライブの空き容量が切ったとき、削除を行います

  「削除容量」
    制限値より更にどれだけ削除するかを設定します。

「削除条件」
  キャッシュを削除する際の条件を設定します。

  「削除判断条件」
    キャッシュデータベースを有効にするには、この項目が「詳細」である必要があります。

    「通常」
      従来の方法です。
      ファイルシステムでの更新日の古い順に削除します。

    「詳細」
      キャッシュファイルの内容を読み込み、キャッシュの更新日の古い順に削除します。
      キャッシュを読み込むプロセスは大変重い処理です。注意してください。
     

  「削除優先度」
    「削除判断条件」が「詳細」の時、設定できます。
    キャッシュの種別により優先度が設定できます。リストボックスの上に持っていく程、削除する順番が先になります。

「その他設定」
  「クラスタサイズ未満のファイルを無視」
    大体 4KB〜8KBまでのキャッシュファイルを無視するようにします。

  「削除完了時にキャッシュチェック」
    削除完了したときに、Winnyの「フォルダ情報」の「再チェック」を押します。

    特に問題が無い場合、この設定にはチェックを入れてください。
    チェックしない場合、Winnyが停止する可能性が高くなるようです。

  「キャッシュ管理保護リストを有効にする」
    特定のキャッシュを消したくない場合、この設定にチェックを入れキャッシュビューアで編集します。

    また、CacheIgnore.txtを直接編集することにより、手動でも設定できます。

「今すぐチェック」
  監視間隔の設定によらず、今すぐキャッシュのチェックを始めます。
  キャッシュデーターベースが有効な場合はキャッシュデーターベースも同時に更新されます。


8.キャッシュデータベース

設定ダイアログの「キャッシュデータベース」タブで設定します。

キャッシュデータベースを有効にするには
キャッシュ管理」の「削除条件」の「削除判断条件」が「詳細」である必要があります。

Winnyのキャッシュの概念を理解しているものとして説明します。

キャッシュデータベース概要
  キャッシュ管理のキャッシュ読み込みのタイミングで、完全キャッシュをデーターベースに登録します。
  そのデータベースに登録された完全キャッシュが削除されてしまっても、データベースには残り続けます。

  まだまだ発展途上の機能ですが、今のところデータベースの閲覧、ダウンリストの重複チェックなどが行えます。


設定
「キャッシュデータベースを有効にする」
  キャッシュデータベースを有効にします。

「データベースビューア」
  データベースビューアを開きます。
  データベースを閲覧できます。

「ダウンリスト重複チェック」
  ダウンリストに登録されているファイルが、データベースに既ににあるものかどうかチェックします。
  ダウンリストのハッシュの項目が入力されている必要があります。
  データベースに既に登録されていた場合、その項目をダウンリストから削除できます。

「基本設定」
  「データベース名」
    データベースのファイル名を入力します。
    絶対パス、相対パス、どちらも入力可能です。

データベースビューア
  データベースに登録されているファイルを閲覧できます。

  ○検索方法
    左のコンボボックスから検索したい項目を選び、単語を半角スペースで区切って入力します。
    半角スペースで区切られた単語はAND検索されます。
  
  ○S-SQLとは?
    検索条件を演算子を使って、式で表すことが出来ます。

    使える演算子は
      (
      )
      AND
      OR
      Like
      =

    Like は 右辺値を含めば真となります。前方一致や後方一致などは表現できません。

    フィールド名
      Name
      Trip
      Size
      Date
      Type ・・・・ジャンル
      Text ・・・・コメント
      Hash
    で指定します、

    文字列(演算子の右に来る右辺値)はシングルクォーテーションで括って下さい。
    シングルクォーテーションのエスケープ文字は '' (シングルクォーテーション2個連続)です。

    例
      ( ( Name Like 'アニメ' ) OR ( Name Like '映画' ) ) AND Trip = 'abcdefg123'
      
    意味 ファイル名にアニメか映画を含んでいて、かつトリップがabcdefg123である。
  


9.その他設定

設定ダイアログの「設定」タブで設定します。

「Winnyの位置」
  「自動検出を優先」
    WinnyUtilがWinnyの位置を必要としたとき、自動取得の結果を優先して使用します。
    以下の設定で手動で設定する場合、このチェックを外します。

  「本体」
    Winnyの本体の位置を参照のボタンを押して設定します。
    この欄が空の場合で、WinnyUtilがWinnyの位置を自動取得に成功した場合、自動的に入力されます。

  「キャッシュ」
    キャッシュフォルダの位置を参照のボタンを押して設定します。
    この欄が空の場合で、WinnyUtilがキャッシュの位置を自動取得に成功した場合、自動的に入力されます。

「ログオプション」
  「ファイルにも出力する」
    情報タブで表示されているWinnyUtilのログをWinnyUtilと同じフォルダに log.txtというファイル名で出力します。


10.キャッシュビューア

キャッシュビューア概要
Winnyのキャッシュを列挙し、削除、コピー、移動、デコード(キャッシュ変換)等の操作が可能で、
簡単にキャッシュが管理できるものです。

使用するにはWinnyUtilが自動的にキャッシュフォルダを検出しているか
その他設定でキャッシュフォルダが設定されている必要があります。

操作
「リスト更新」
  キャッシュを列挙し、リストに表示します。

「コピー」
  キャッシュを任意のフォルダにコピーします。

「削除」
  キャッシュを削除します。
  そのまま消してしまうか、ゴミ箱に移動するかは「設定」で設定できます。

「移動」
  キャッシュを任意のフォルダに移動します。

「デコード」
  キャッシュを任意のフォルダにデコードします。

「未変換チェック」
  Winnyのダウンフォルダの中からマークファイルを検出し、未変換と思われるキャッシュをキャッシュ一覧から選択します。

「設定」
  設定ダイアログを呼び出します。各設定は設定ダイアログで設定します。

「検索」
  左側の検索キーワードコンボボックスに入力された条件で検索します。
  検索方法については後述します。

ダブルクリック
  キャッシュを任意のフォルダにデコードします。

右クリック
  キャッシュ操作ポップアップメニューを呼び出します。
  
  「リスト更新」
    キャッシュを列挙し、リストに表示します。
  
  「デコード」
    キャッシュを任意のフォルダにデコードします。

  「キャッシュ管理から保護する」
    選択されているキャッシュをキャッシュ管理によって削除されたくない場合、チェックをします。
    
    設定するには、キャッシュ管理の「その他設定」の「キャッシュ管理保護リストを有効にする」に
    チェックが入っている必要があります。


  「コピー」
    キャッシュを任意のフォルダにコピーします。

  「削除」
    キャッシュを削除します。
  
  「ゴミ箱に移動」
    キャッシュをデスクトップのゴミ箱に移動します

  「移動」
    キャッシュを任意のフォルダに移動します。

  「クリップボードにコピー」
    各種情報をコピーできます。
    この欄のサブメニューの説明は割愛します。

  「ダウンリストに追加」
    選択されているキャッシュをWinnyのダウンリストに追加します。

  「無視リストに追加」
    選択されているキャッシュをWinnyの無視リストに追加します。

  「全て選択」
    リストに列挙されているキャッシュを全て選択します。

  「フォルダを開く」
    キャッシュフォルダを開きます。

  「設定」
    設定ダイアログを呼び出します。各設定は設定ダイアログで設定します。

ショートカットキーによる操作も可能です。

設定
  設定ダイアログで行います
  
  「Delキーを押したときの削除方法」
    Delキーを押したときの削除方法を右のコンボボックスから選びます。

    「ゴミ箱に送る」
      キャッシュを直ぐに消さずに、デスクトップのゴミ箱に送ります。

    「削除」
      キャッシュを直ぐに消します。取り消しは不可能です。

    「デコード後にデコード先フォルダを開く」
      デコード後にデコード先フォルダを開きます。

  「ダウン・無視リスト追加時、再読ボタンを押す」
     ダウンリストまたは無視リストを追加したとき、Winnyのリスト再読のボタンを押して直ぐに反映するかどうか設定します。

  「削除時、確認メッセージを出す」
     削除をするとき、削除して良いか確認を取るダイアログを出します。

  「表示設定」
     リストに関する表示設定が出来ます。

  「適用」
    設定を適用します。

  「すぐに反映」
    設定を適用し、キャッシュ列挙(読み込み)を行わず、リストだけを更新します。
    関連付けアイコンを有り→無しに設定した場合は、キャッシュビューアの再起動が必要です。

  「キャンセル」
    設定を破棄します。 

検索
  検索用コンボボックスに文字列を入れ検索ボタンを押すことで、リスト内を検索することが出来ます。
  検索はW2FLと互換性のある詳細検索を行えます。被参照量検索(警告)検索『?』は実装されてません。

  例)
   test & zip    …… testとzipを含むもの
   test | zip     …… testかzipを含むもの
   test - zip    …… testを含みzipを含まないもの


  ファイル名検索
  検索文字列の先頭に何もつけない場合や#を付けた場合、 ""でくくった場合はファイル名での検索が行われます。
  例)
   "test" & #zip …… ファイル名にtestとzipを含むもの


  トリップ検索
  検索文字列の先頭に$を付けた場合、トリップでの検索が行われます。
  例)
   $1234567890 & zip …… トリップが1234567890でファイル名にzipを含むもの


  ハッシュ検索
  検索文字列の先頭に%を付けた場合、ハッシュでの検索が行われます。
  例)
   %26b17225b626fb9238849fd60eabdf60 …… ハッシュが26b17225b626fb9238849fd60eabdf60のもの


  ファイルサイズ検索
  検索文字列の先頭に以下の文字をつけることによって、ファイルサイズでの検索が行われます。
   = …… ファイルサイズが一致するもの
   < …… ファイルサイズが小さいもの
   > …… ファイルサイズが大きいもの
   また、最後にk,m,gを付けることにより、キロ、メガ、ギガの指定が可能です。
  例)
   <10M …… サイズが10M(10,000,000Byte)未満のもの


  被参照量検索
  検索文字列の先頭に以下の文字をつけることによって、被参照量検索での検索が行われます。
   ( …… 被参照量が小さいもの
   ) …… 被参照量が大きいもの
   また、最後にk,m,gを付けることにより、キロ、メガ、ギガの指定が可能です。
  例)
   (1k …… 被参照量が1k(1,000)未満のもの


  被参照量検索(警告)
  検索文字列に?を指定することによって、警告の出ているファイルの検索が行われます
  例)
   ? & (1k …… 被参照量に警告(赤)がでており、かつ1k(1,000)未満のもの


  キャッシュバージョン検索
  検索文字列の先頭に!を付けた場合、キャッシュバージョンでの検索が行われます。
  例)
   !5 …… キャッシュバージョンが5のもの


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